韓国ドラマのロケ地巡りで迷ったら、好きな作品・アクセス・観光価値の3つが重なる場所から選ぶと、初めてでも満足度の高い旅にしやすくなります。
『梨泰院クラス』『ソンジェ背負って走れ』『冬のソナタ』『星から来たあなた』『トッケビ』などの人気作から、2026年8月時点で確認できるおすすめロケ地12か所を、見どころ・アクセス目安・必要時間・注意点まで整理しました。
韓国ドラマのロケ地おすすめ12選はどこ?
初めて韓国ドラマの聖地巡礼をするなら、ソウル市内は梨泰院、水原は行宮洞、郊外なら南怡島が比較的組み込みやすい候補です。
一方、時代劇が好きなら龍仁大長今パーク、『トッケビ』への思い入れが強いなら江陵・注文津や平昌・月精寺まで足を延ばす価値があります。
今回紹介する12か所はこちらです。
No. ロケ地 主な関連作品 エリア アクセス難度 滞在目安 観光価値
1 緑莎坪歩道橋 『梨泰院クラス』 ソウル ★ 30分前後 高い
2 梨泰院の街並み 『梨泰院クラス』 ソウル ★ 1〜2時間 高い
3 行宮洞壁画村 『ソンジェ背負って走れ』 水原 ★★ 30〜60分 高い
4 ヘンニダンギル 『ソンジェ背負って走れ』『その年、私たちは』など 水原 ★★ 1〜2時間 とても高い
5 華虹門 『ソンジェ背負って走れ』 水原 ★★ 30〜60分 とても高い
6 訪花随柳亭 『ソンジェ背負って走れ』 水原 ★★ 30〜60分 とても高い
7 龍仁大長今パーク 『イ・サン』『善徳女王』など 龍仁 ★★★ 半日〜1日 とても高い
8 南怡島 『冬のソナタ』 春川・加平方面 ★★ 2〜4時間 とても高い
9 プチフランス 『星から来たあなた』など 加平 ★★ 1〜2時間 高い
10 注文津防波堤 『トッケビ』 江陵 ★★★ 30〜60分 高い
11 五台山月精寺モミ林の道 『トッケビ』 平昌 ★★★ 1〜2時間 とても高い
12 水原華城・華城行宮周辺 多数の韓国ドラマ 水原 ★★ 2〜4時間 とても高い
ここでいう「アクセス難度」は、単純な距離だけではなく、ソウルからの乗り換えや現地移動まで含めた目安です。
私がロケ地選びで特に重視したいのは、作品への没入度だけではなく、その場所そのものを旅行先として楽しめるかという点です。
ロケ地は作品名で検索して見つけることが多いのですが、実際の旅程はエリア単位で組んだほうが効率的です。
つまり、検索は作品別、旅行はエリア別。この考え方を覚えておくと、韓ドラ旅はかなり組みやすくなります。
ソウルで行きやすい韓国ドラマのロケ地は?
ソウル旅行の予定に組み込みやすいのが、『梨泰院クラス』で知られる梨泰院・緑莎坪周辺です。
地下鉄で移動できるため、韓国で初めてロケ地巡りをする人にも向いています。
1.緑莎坪歩道橋|『梨泰院クラス』
『梨泰院クラス』ファンなら最初に候補へ入れたいのが、緑莎坪(ノクサピョン)歩道橋です。
韓国観光公社「VISITKOREA」では、パク・セロイとチョ・イソの待ち合わせや、セロイが一人で考え込む場面などに登場したロケ地として紹介されています。
歩道橋からはNソウルタワーを含むソウルの街並みを見ることができ、ドラマを知らない同行者にとっても景色を楽しめる場所です。
アクセスはソウル地下鉄6号線の緑莎坪駅周辺。駅から徒歩で組み込めるため、今回の12選でもアクセス難度は低めです。
作品への没入度:高い/一般観光価値:高い/滞在目安:30分前後
写真だけ撮って終わることもできますが、私は周辺の坂道まで少し歩いてみるのがおすすめだと考えています。
『梨泰院クラス』は街そのものが物語の空気をつくっている作品なので、画面では分かりにくかった高低差を自分の足で感じると、ドラマの見え方が少し変わるからです。
2.梨泰院の街並み|『梨泰院クラス』
緑莎坪歩道橋だけで帰らず、そのまま梨泰院の街そのものを歩くのもおすすめです。
韓国観光公社は、『梨泰院クラス』のタイトルにもなった梨泰院周辺に複数の撮影場所があり、緑莎坪駅周辺や路地が作品に登場したと紹介しています。
梨泰院は多文化的な雰囲気を持つ街として知られ、飲食店や坂道、路地が入り組んでいます。
そのため「この建物を見る」という点の聖地巡礼より、作品の舞台になった街を歩くタイプのロケ地巡りに向いています。
アクセスは地下鉄6号線梨泰院駅または緑莎坪駅を起点にすると分かりやすいでしょう。
作品への没入度:高い/一般観光価値:高い/滞在目安:1〜2時間
ただし、地図では近く見える場所でも坂や階段が多く、想像以上に歩きます。
一日に撮影地を詰め込みすぎず、カフェや食事を含めて「梨泰院で過ごす時間」として組むほうが楽しみやすいです。
『ソンジェ背負って走れ』の水原ロケ地おすすめ5選
2024年に注目された『ソンジェ背負って走れ』のロケ地巡りなら、水原(スウォン)は特に歩きやすいエリアです。
韓国観光公社は行宮洞周辺にモデルコースを設けており、ヘンニダンギル、行宮洞壁画村、華虹門、訪花随柳亭などを紹介しています。モデルコースの総移動距離は約790メートルとされ、複数のロケ地を徒歩でつなぎやすい点も魅力です。
3.行宮洞壁画村|ソルとソンジェの通学路
行宮洞壁画村は、『ソンジェ背負って走れ』でソルとソンジェの通学路として登場した場所です。
韓国観光公社によると、劇中の印象的な壁際のシーンもこの周辺で撮影されました。
所在地は京畿道水原市八達区の行宮洞周辺。低い塀と壁画、住宅街の路地が続きます。
作品への没入度:とても高い/一般観光価値:高い/滞在目安:30〜60分
ここで忘れてはいけないのは、観光用セットではなく生活空間を含むエリアだということです。
大きな声を出したり、個人宅へ近づきすぎたりせず、住民の暮らしを優先して静かに巡りましょう。
4.ヘンニダンギル|複数のKドラマを一度に楽しめる
水原で私が初心者に特におすすめしたいのが、ヘンニダンギル(行理団キル)です。
韓国観光公社は、『ソンジェ背負って走れ』だけでなく、『その年、私たちは』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などの撮影地としても知られる通りだと紹介しています。
古い韓屋や住宅を活用したカフェ、飲食店、雑貨店などが集まり、ロケ地を探して歩くだけでなく、休憩や食事も同じエリアで完結しやすいのが強みです。
水原駅からはバスを利用して行宮洞方面へ向かう方法があり、韓国観光公社の過去の案内ではタクシーなら約10分・約2.8キロの目安も示されています。
交通経路やバス番号は変更される場合があるため、出発時には地図アプリや最新の交通情報で再確認してください。
作品への没入度:高い/一般観光価値:とても高い/滞在目安:1〜2時間
水原を初心者向けと考える最大の理由はここです。
ドラマのシーンを完全に覚えていなくても、街歩き、韓屋、カフェ、水原華城という一般観光が成立するので、「ロケ地が思ったより分からなかった」という場合でも一日が無駄になりにくいからです。
5.華虹門|ソンジェの告白シーンを思い出せる水門
華虹門(ファホンムン)も、『ソンジェ背負って走れ』ファンには見逃しにくい場所です。
韓国観光公社のロケ地モデルコースでは、ソンジェがソルに思いを伝える場面に登場した場所として紹介されています。
華虹門は水原華城を流れる水路に設けられた水門で、アーチ状の構造と城郭、水辺が一緒に見えるのが特徴です。
作品への没入度:高い/一般観光価値:とても高い/滞在目安:30〜60分
ロケ地として見ても魅力的ですが、水原華城を構成する歴史景観として楽しめるため、「同行者は韓ドラを見ない」という旅行にも組み込みやすいでしょう。
夕暮れから夜にかけては昼とは違った景色になりますが、季節によって日没時刻が異なるため、夜景を目的にするなら時間に余裕を持ってください。
6.訪花随柳亭|池と城郭が美しいロケ地
華虹門とあわせて歩きたいのが訪花随柳亭(パンファスリュジョン)です。
『ソンジェ背負って走れ』では、ソンジェがソルに自転車の乗り方を教える場面に登場したと韓国観光公社が紹介しています。
歴史的な楼閣と池、城郭が一体になった景観が美しく、ロケ地ということを知らなくても立ち止まりたくなる場所です。
韓国観光公社の案内では、水原駅からタクシー利用の場合は約10分・約3.3キロが一つの目安として示されています。
作品への没入度:高い/一般観光価値:とても高い/滞在目安:30〜60分
個人的には、行宮洞壁画村だけを見てソウルへ戻るのは少しもったいないと思います。
華虹門や訪花随柳亭まで歩くことで、『ソンジェ背負って走れ』の聖地巡礼から、水原という街そのものを味わう旅へ広がるからです。
7.水原華城・華城行宮周辺|ドラマ旅と世界遺産観光を両立
水原を訪れるなら、水原華城・華城行宮周辺も一緒に巡りたいところです。
水原華城はユネスコ世界文化遺産に登録されている城郭で、行宮洞やヘンニダンギルとも近く、韓国ドラマの撮影地巡りと歴史観光を組み合わせやすい場所です。
韓国観光公社は水原をKドラマのモデルコースとして紹介しており、ヘンニダンギルは『その年、私たちは』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『ソンジェ背負って走れ』など複数作品に関連するエリアとしています。
水原駅から華城行宮方面へはバスのほか、タクシーなら約10分・約2.8キロという案内例があります。
作品への没入度:中〜高/一般観光価値:とても高い/滞在目安:2〜4時間
今回の12選で「韓ドラ初心者と一緒に行くならどこ?」と聞かれたら、私は水原をかなり上位に置きます。
特定の撮影地点を見るだけではなく、歴史、街歩き、カフェ、城郭、ロケ地を同じエリアで楽しめるためです。
韓国時代劇のロケ地なら龍仁大長今パーク
現代ドラマではなく、『イ・サン』『善徳女王』など韓国時代劇が好きなら、目的地はかなり明確です。
大規模な撮影セットを歩ける龍仁大長今パークは、今回の12選でも「時代劇ファン向け」という個性が最もはっきりしています。
8.龍仁大長今パーク|時代劇ファンなら半日以上ほしい
龍仁大長今パークは、MBCの時代劇専門撮影セットです。
韓国観光公社によると、専門家の考証を経て時代別の建築が再現され、大長今記念セット、萬慶殿、奎章閣、東宮殿、監察部などがあります。
撮影作品として『朱蒙 -チュモン-』『イ・サン』『善徳女王』などが紹介されています。
以前は「MBCドラミア」と呼ばれていたため、古いガイドや旅行記では旧名称が残っている場合があります。
作品への没入度:とても高い/一般観光価値:高い/滞在目安:半日〜1日
2026年8月に韓国観光公社「VISITKOREA」で確認できる案内では、営業時間は3月〜10月が9時〜18時、11月〜2月が9時〜17時。大人料金は11,000ウォンです。
料金や営業時間は変更される可能性があるため、訪問直前には龍仁大長今パーク公式情報でも確認してください。
ここはソウルの街中にあるロケ地とは楽しみ方が違います。
一つのドラマの一場面を探すより、「この門も見たことがある」「この宮殿も別作品に出ていた」と、何本もの時代劇の記憶が重なっていく場所です。
そのため、時代劇を何本も見ている人ほど満足度は上がりやすいでしょう。
反対に、韓国時代劇をほとんど見たことがない人なら、水原のように一般観光との組み合わせがしやすい場所を先に選ぶ方法もあります。
『冬のソナタ』『星から来たあなた』の加平ロケ地は?

恋愛ドラマの印象的な風景をたどりたい人には、加平・春川方面があります。
代表的なのが『冬のソナタ』の南怡島と、『星から来たあなた』など多数の作品に使われたプチフランスです。
9.南怡島|『冬のソナタ』を象徴する韓流ロケ地
韓流ドラマの歴史をたどるなら、南怡島(ナミソム)は外しにくい場所です。
韓国観光公社は、南怡島が『冬のソナタ』の撮影地として広く知られるようになった場所と紹介しています。
メタセコイア並木道など自然豊かな散策路があり、現在ではドラマを目的としない旅行者にも訪れられる観光地です。
作品への没入度:とても高い/一般観光価値:とても高い/滞在目安:2〜4時間
2026年8月に韓国観光公社「VISITKOREA」で確認できる情報では、営業時間は8時〜21時。一般入場料は19,000ウォンで、渡し船料金を含みます。
渡し船は時間帯によって運航間隔が異なり、季節や状況によって運航時間が変更される場合があります。
アクセスの一例として、韓国観光公社では龍山駅または清凉里駅方面からITX-青春などを利用して加平駅へ向かい、加平駅から南怡島船着場まではタクシーで約5分という案内例があります。
鉄道の時刻や列車種別は旅行日によって確認してください。
南怡島が面白いのは、単に一つの有名作品のロケ地というだけではありません。
2000年代初頭の韓流ブームを象徴する作品の舞台が、20年以上を経ても観光地として知られていること自体に、韓国ドラマと韓国旅行が結びついてきた歴史を感じられます。
10.プチフランス|『星から来たあなた』など多数の作品に登場
南怡島と同じ加平方面なら、プチフランスも候補です。
韓国観光公社によると、フランスの村をイメージしたテーマビレッジで、『星から来たあなた』『シークレット・ガーデン』『ヴィンチェンツォ』『イ・ドゥナ!』など多数のドラマの撮影地として使われています。
カラフルな建物が続くため、ドラマを知らない人でも観光スポットとして楽しみやすいのが特徴です。
作品への没入度:高い/一般観光価値:高い/滞在目安:1〜2時間
2026年8月に「VISITKOREA」で確認できる案内では、営業時間は9時〜18時、大人料金は16,000ウォンです。
所在地は京畿道加平郡清平面湖畔路1063。料金や営業時間は変わる可能性があるため、訪問前に最新情報を確認してください。
韓国観光公社は南怡島、プチフランス、アチムゴヨ樹木園を公共交通で巡るモデルコースも紹介しています。
ここから分かるのは、南怡島だけ、プチフランスだけをソウルから別々の日に往復するより、加平エリアとして考えたほうが効率的だということです。
ただしモデルコース全体の移動距離は約55キロあります。
「近くにあるから徒歩で簡単に回れる」という感覚ではなく、現地の交通手段を含めて一日単位で計画するほうが安心です。
『トッケビ』の韓国ドラマロケ地おすすめ2選
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の世界をたどりたいなら、ソウルだけではなく江原特別自治道方面まで目を向けたいところです。
特に知られているのが、江陵・注文津の海と、平昌・五台山の森です。
11.注文津防波堤|『トッケビ』の出会いを象徴する海
注文津(チュムンジン)防波堤は、『トッケビ』を象徴するロケ地の一つです。
韓国観光公社「VISITKOREA」は、主人公2人が出会った場面の撮影地として紹介しており、ドラマ放送後に広く知られるようになったとしています。
青い海と防波堤だけのシンプルな景色ですが、作品を知っていると意味がまったく違って見える場所です。
作品への没入度:とても高い/一般観光価値:高い/滞在目安:30〜60分
注文津周辺には港や市場、海岸などもあり、ロケ地点だけを見てすぐ移動するより、江陵・注文津エリアの観光として組み込むほうが旅に厚みが出ます。
ただし、ソウル市内のロケ地のように地下鉄駅を出てすぐという場所ではありません。
ソウル旅行から日帰りで組む場合は、江陵方面までの都市間移動と、到着後の交通を別々に考えておきましょう。
私は注文津のような場所こそ、韓ドラの聖地巡礼らしさがよく表れていると思います。
普通なら海沿いにある一つの防波堤でも、物語の記憶が重なるだけで「そこへ行く理由」が生まれるからです。
12.五台山月精寺モミ林の道|雪景色が印象的な『トッケビ』ロケ地
もう一つの『トッケビ』ロケ地として知られるのが、五台山月精寺モミ林の道です。
韓国観光公社によると、雪の積もったモミ林でトッケビとウンタクが登場する印象的な場面が撮影されました。
所在地は江原特別自治道平昌郡の五台山・月精寺周辺です。
モミ林だけではなく、その先には長い歴史を持つ月精寺があり、寺院や山の自然そのものを楽しめます。
作品への没入度:とても高い/一般観光価値:とても高い/滞在目安:1〜2時間
今回紹介した中ではアクセスの手軽さより、「この場所そのものへ行きたい」という思いが向いているロケ地です。
注文津と月精寺はどちらも『トッケビ』に関係しますが、同じ感覚で「近いから一緒に」と判断せず、実際の道路距離や交通時間を確認してから予定を組んでください。
私は、ロケ地旅行ではこうした「作品を知らなくても訪れる意味のある場所」を高く評価しています。
ドラマの記憶に加えて、その土地の自然や文化まで持ち帰れるからです。
ソウルから日帰りなら水原・龍仁・加平のどこがおすすめ?
一日だけ郊外へ行くなら、初心者は水原、時代劇ファンは龍仁、自然と恋愛ドラマなら加平という選び方が分かりやすいです。
比較すると、それぞれかなり性格が違います。
- 水原:複数作品+世界遺産+カフェ街。移動と観光のバランスがよい
- 龍仁:時代劇セットが主役。作品知識が多いほど楽しみやすい
- 加平:南怡島やプチフランスなど自然・テーマ観光と組み合わせやすい
- 江陵・平昌:『トッケビ』への思い入れを優先したい人向け
初めてソウルから郊外へ出る人に私が最も選びやすいと感じるのは、水原です。
理由は「アクセスが比較的組み立てやすい」「複数作品を拾える」「ロケ地以外にも水原華城がある」「食事やカフェも同じエリアで取りやすい」という4条件がそろうからです。
一方で、『冬のソナタ』が韓ドラを好きになったきっかけなら、効率だけで水原を選ぶ必要はありません。
聖地巡礼は、一般的な観光以上に自分にとっての作品の重みを優先してよい旅だと思います。
韓国ドラマのロケ地巡りで失敗しない計画の立て方は?
ロケ地巡りを成功させるコツは、行きたい場所を増やすことではなく、候補を出してから減らすことです。
何本もドラマを見ていると、「ここも近そう」「同じソウルなら全部行けそう」と目的地が増えますが、実際には駅から歩く時間、写真を撮る時間、食事、休憩だけでもかなり時間を使います。
おすすめは次の順番です。
- 一番好きな作品を一つ決める
- 行きたい撮影地を書き出す
- ソウル・水原・龍仁・加平・江陵などエリア別に分ける
- 同じ日に無理なく回れる場所だけを残す
- 「見る場所」と「過ごす場所」を区別する
- 営業時間・公開状況・交通情報を旅行直前に確認する
特に役立つのが、「見る場所」と「過ごす場所」を分けることです。
緑莎坪歩道橋や注文津防波堤は、目的の景色を見て写真を撮る「見る場所」。
南怡島、龍仁大長今パーク、水原華城周辺は、散策や観光そのものに時間を使う「過ごす場所」です。
これを同じ1スポットとして30分ずつ予定に入れると、旅行中に時間が足りなくなります。
「午前は水原の街歩き、昼はゆっくり食事、午後は城郭を見る」というように、場所の性格に合わせて時間を配分すると余裕が生まれます。
個人巡りとツアーはどう使い分ける?
ソウル市内や水原は個人巡り、移動が複雑な郊外はツアーも検討するという使い分けが現実的です。
個人巡りなら、一つの路地に長く滞在したり、同じアングルを探したり、予定外のカフェに入ったりできます。
一方、龍仁や江陵、平昌方面では、目的地まで行くこと自体が旅程の大きな部分になります。
とくに龍仁大長今パークは、時代劇セットを見ただけでは「どの作品のどの場面だったのか」が分かりにくいことがあります。
作品について説明してくれるガイドがいるツアーなら、建物を見るだけでは気づけない楽しみ方ができるでしょう。
ただし、ツアー料金、催行日、集合場所、訪問地は変わります。
予約する場合は古い旅行記ではなく、予約時点の最新条件を確認してください。
韓国ドラマの聖地巡礼で守りたいマナーは?
韓国ドラマの撮影地は、すべてが観光施設ではありません。
住宅、学校、店舗、宗教施設、道路など、誰かが現在も生活したり働いたりしている場所があります。
そのため、私有地へ入らない、住宅の中をのぞかない、一般の人を無断で撮影しない、店舗の営業を妨げないことが基本です。
『ソンジェ背負って走れ』の水原ロケ地でも、韓国観光公社が個人宅のため内部へ入れない場所があることを案内しています。
ロケ地として紹介されていることと、観光客が自由に敷地内へ入れることは別です。
学校も同様です。
過去に韓国ドラマのロケ地として知られた場所でも、現在は一般見学を制限していることがあります。
SNSや数年前のブログで「入れた」と紹介されていても、現在も同じとは限りません。
私はロケ地巡りでいちばん大切なのは、「ここはドラマの舞台である前に、誰かの日常の場所でもある」と忘れないことだと思います。
ファンがマナーを守ることが、ロケ地巡りをこれからも歓迎される旅にしていきます。
韓国ドラマのロケ地は「作品への思い+観光価値」で選ぼう
韓国ドラマのおすすめロケ地12選を見てきましたが、初めてなら全部を回る必要はありません。
『梨泰院クラス』なら緑莎坪・梨泰院、『ソンジェ背負って走れ』なら水原・行宮洞、『冬のソナタ』なら南怡島、『星から来たあなた』ならプチフランス、『トッケビ』なら注文津や月精寺、時代劇なら龍仁大長今パークというように、まず一番好きな作品から一か所選ぶのがおすすめです。
比較軸としては、「作品への没入度」「一般観光としての魅力」「アクセス難度」「必要時間」の4つを見ると、自分に合う場所が選びやすくなります。
特に初心者には、水原のように複数の作品と一般観光を一緒に楽しめる場所が使いやすいでしょう。
そして韓ドラ旅ならではの楽しみ方として、私は「作品を見る→現地を歩く→帰国後にもう一度作品を見る」という三段階をおすすめしたいです。
旅行前には画面の中の背景だった場所が、一度歩いたあとには「あの坂は思ったより急だった」「あの道は意外と細かった」と、自分の記憶を持つ風景へ変わります。
それこそが、普通の観光スポット巡りとは少し違う聖地巡礼の面白さだと思います。
なお、この記事の料金・営業時間などの変動情報は、2026年8月に韓国観光公社「VISITKOREA」などで確認できた内容を基準にしています。
営業時間、料金、渡し船、交通機関、店舗の営業、施設の公開範囲は変更されることがあるため、旅行直前には各施設・交通機関の公式情報を必ず確認してください。
行きたい場所を詰め込みすぎず、大好きな作品の一場面をゆっくり歩いてみてください。
画面の中にあった景色が自分の旅の記憶になったとき、帰国後に見るいつもの一話も、きっと少し違ったものに感じられるはずです。
よくある質問
ソウルから日帰りしやすい韓国ドラマのロケ地はどこですか?
初めてなら水原・行宮洞周辺が候補です。
水原駅から行宮洞・水原華城方面へ移動でき、『ソンジェ背負って走れ』『その年、私たちは』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など複数作品のロケ地と、世界遺産の水原華城を一日で組み合わせやすいからです。
南怡島とプチフランスは同じ日に回れますか?
同じ加平方面にあり、韓国観光公社も南怡島・プチフランスなどを公共交通で巡るモデルコースを紹介しています。
ただしモデルコース全体の移動距離は約55キロあるため、「隣り合っていて徒歩で回れる」という距離感ではありません。現地の循環交通や運行状況を旅行日の最新情報で確認し、一日単位で予定を組むのがおすすめです。
韓国ドラマのロケ地の最新公開状況はどこで確認すればいいですか?
観光地については韓国観光公社「VISITKOREA」、施設型ロケ地は各施設の公式サイト、店舗は公式SNSなど、現在運営している一次情報に近い情報源を確認するのが安心です。
古いブログやSNSは撮影当時の様子を知る参考にはなりますが、料金・営業時間・立入範囲・店舗の営業状況は現在と異なる可能性があります。
↓↓↓
韓ドラナビゲーター 白石 澪
